子どもに申し訳ない。シングルマザーの罪悪感
離婚してから、ずっと心のどこかに引っかかっているものがありました。
「子どもに、申し訳ない」という気持ちです。
よそのお父さんを、目で追っていた
公園や学校の行事で、子どもがよそのお父さんを目で追っているのに気づいたことがあります。
じっと見ているわけじゃない。でも、確かに追っている。
そのことに気づいたとき、胸がきゅっとなりました。何も言えなくて、ただ横に立っているしかなかった。
父の日のたびに、気まずかった

父の日が来るたびに、どうしていいかわからなくなりました。
子どもは何も言わない。でも、保育園や学校でお父さんへのプレゼントを作る時期になると、なんとなく空気が重くなる気がして。
私が気にしすぎなのかもしれない。でも、気にせずにはいられなかった。
「全然気にしてないよ」って顔をつくる子ども
一番つらかったのは、そこじゃなかった。
子どもが、「全然気にしてないよ」って顔をつくっていることに気づいたときです。
何か言いたいことがあっても、私を困らせないように、気を遣っている。そう感じた瞬間がありました。
小さいのに、気を遣わせてしまっている。
その事実が、一番刺さりました。
夜、寝顔を見ながら泣いた

子どもが寝たあと、寝顔を見ながら泣いたことが何度もあります。
「ごめんね」と思いながら。「こんなお母さんでごめんね」と思いながら。
泣いたからといって何かが変わるわけじゃない。でも、泣くしかなかった。
友達に言われた一言
そんな頃、友達にこう言ってもらいました。
「事実は変えられない。まずすずさんが元気でいることが一番やで」
最初は、そうは言っても、と思いました。
でも、その言葉がずっと頭に残っていて。
自分が心身ともに健康でないと、子どもって気づくんですよね。お母さんが無理してることも、しんどそうにしていることも、子どもはちゃんと見ている。
だったら、まず自分を優先することが、子どものためにもなるんじゃないか。そう思うようになりました。
「落ち込まない」をやめた
もう一つ、考え方を変えたことがあります。
それまでは「落ち込まないようにしなきゃ」と思っていました。でも、それが逆にしんどかった。
落ち込んでもいい。落ち込んだら、どうするかを考えよう。
そう前提を変えたら、少し楽になりました。
完璧なお母さんじゃなくていい。しんどい日があっていい。そのあとどうするかを、一つずつ考えていけばいい。
罪悪感は、消えないけれど
正直に言うと、罪悪感は今もゼロじゃありません。
でも、罪悪感を抱えながらも前に進めるようになった気はしています。
同じように「子どもに申し訳ない」と思いながら過ごしているお母さんがいたら、伝えたいことがあります。
あなたが元気でいることが、子どもにとって一番大切なことだと、私は思います。